江原彩子

Saeko Ehara

江原彩子

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Profile
江原彩子は東京を拠点に活動する、アーティスト・VJです。彼女は、主にキラキラした宝石、花、最近では子供の頃に夢中になって見ていたアニメにインスピレーションを受けた作品や、AIを使用した作品を制作しています。

彼女のインスピレーションは、主に幼少期の記憶と当時のワクワクした感情から来ています。子供の頃、絵を描くこと、キラキラしたアニメのカード、シール、おもちゃ、おもちゃの宝石、ガラス小物を集めること、花の図鑑を見ることが大好きでした。好きなことをしているときは、時間が過ぎるのをいつも忘れてしまうくらい熱中していました。

彼女は、一つのソフトウェアや表現に限定せず、キラキラとした表現を追求するために、様々な技術を研究し続けています。作品制作を通して、世界中をキラキラしたものやワクワクする感情で溢れさせることが彼女の活動の目的です。
Biography
2023 Performance Anxiety - Part II, verse, online exhibition
2023 Bright Moments, 'JAPANESE CONTEMPORARY COLLECTION', Digital Garage, Tokyo (JP)
2023 Unfold, 'NYC EXHIBITION 2023', New York (US)
2023 NEW ENERGY TOKYO, Shinjuku Sumitomo Building Sankakuhiroba, Tokyo (JP)
2023 Project 22, The Opus by Zaha Hadid, Dubai (AE)

2022 Art With Me, Miami (US)
2022 Noor Riyadh, Riyadh (SA)
2022 OpenLab Future Pass Collection, Aures, London (GB)
2022 REFRACTION 02, NYC ZeroSpace, New York (US)
2022 PIXELBLOOM, ARTECHOUSE DC, Washington, D.C. (US)
2022 The Agency for Cultural Affairs presents CULTURE GATE to JAPAN '+A+', Tokyo International Cruise Terminal, Tokyo (JP)

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Work

Part of “春夏秋冬 – Flowers In Season”
Art workDigital signageGenerative ArtInstallation

Part of “春夏秋冬 – Flowers In Season”

2024
00:06:53
私は東京で生まれ、育ちました。「春夏秋冬」では、都会の中の花と記憶の中の花をテーマに、日常で馴染みのある花を中心に、AIとジェネラティブアートを組み合わせて季節の変化を表現しています。花をモチーフに選んだ理由は、花と「Poems in Code−ジェネラティブ・アートの現在/プログラミングで生成される映像」の展示方法である、デジタルサイネージには共通項があると感じたからです。 東京の中心街に行くと、目を惹くサイネージがあちこちにあり、信号待ちなどの時間が非常に早く感じます。日常で外を歩く際には「目的地へ向かう」ことが習慣となり、季節の変化を感じながら歩くということを忘れてしまいます。 季節を彩る花は、街のサイネージのようにとてもカラフルで美しいです。ですが、じっくりとその花を観察したり、立ち止まって名前を調べたりすることは少ないのではないかと思います。また、サイネージに書かれている事柄や映し出されているものを立ち止まってじっくりと眺めることもあまりないように思います。この点で、都会での花とデジタルサイネージは共通項があると感じました。​​​​​​​ 作品中の3D化された花は、全て生成AIで2Dの画像を作成し、AIの機能で画像の深度を測り立体化しています。画像は、本物の花に近いものを生成し、使用しています。生成AIは作り出すものの特徴を捉えることは得意ですが、完璧ではありません。本物の花と比較し、違いを観察し、花を再認識することで、鑑賞者の記憶や感覚とリンクすることができればと思い、リアリティのあるものを選びました。 また、作品中のAIによる動画では、生成AIで作成した季節の花の画像が使用されています。動画として再出力することで、花の形状や色が調和し、新しい花のように見え、名前の無い花になる様子が、記憶の中で認識している花の様子に近いと感じ、この表現を取り入れました。 都会の中の花は、私たちの記憶の中ではAIの動画のように、曖昧でぼんやりとしたものなのではないでしょうか。忙しい時間の中で立ち止まり、今を楽しむ時間があってもいいのではないかと思い「春夏秋冬」を制作しました。

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